2023-10-23 NEWS常一郎 ウクライナ紛争特集 13【「先は見えたが、まだ遠い…」ウクライナ紛争めぐる確執】

特集-2 ウクライナ紛争「アゾフ」降伏で新たなステージへ
　　　 問われる「人道犯罪」、米「即時停戦よびかけ」意味は…

2.「アゾフ大隊」投降、ドネツク州戦闘継続、ウ軍「反攻準備」…

　◎「アゾフスターリ」コンビナート、2000人以上投降⇒移送

・4/17以降、完全孤立、ゼ政権「降伏許さず」
・住民巻き込み「人間の盾」戦術…解放住民多数から告発
・真偽確認問われる”生物兵器施設の存在”=米・英・加軍人拘束情報

　◎ドネツク州、両陣営の攻防続く…小都市、川などめぐり”一進一退”

・ウクライナ軍主力(東部作戦グループ)、新装備増強で反撃準備か
・ロシア・分離派、現在地確保に自信、ウ軍分断撃破ねらう

★報道への違和感…補給欠陥はウ軍側、ロ軍欠陥は戦斗単位

　◎”穀物戦争”拡大か？ロシア・ウクライナ依存国に”危機”

・プーチン氏「義務果たす」、クレバ外相(ウ)「ロシアは穀物ドロボー」
・小麦高騰に拍車 ロ・ウの輸出激減、インドも禁輸へ

特集ｰ1 見えてきた結末=ウクライナ紛争…国土分裂か
　　　 なぜポーランドと「一体化」、南部・東部でウ軍危機…

1. 垣間見える”戦後”、東部ウクライナでロシア側攻勢

　◎「ポーランド人に特別な地位」-ドゥダ・ゼレンスキー奇妙な連携

　　背後に英国

・ドゥダ大統領キエフ訪問5/22「両国は一体になるべき」
・ゼレンスキー大統領「ポーランド人に特別な地位与える法案」

　※ポーランド避難ウクライナ人「同等の権利」?→ウクライナでは裁判官まで…
　 ※「分割・連邦化」でNATO・EUなし崩れ加盟ねらう？

　◎ドンバスでロシア・分離派が”包囲攻勢”ウ正規軍危機

・ウクライナ最後の精鋭4万へクラマトルスク東方で挟撃中
・作戦成功ならドネツク州大部分“解放”へ…ルガンスク全域掌握
・ヘルソン州、ザポリジァ州、ロシア側インフラサービス開始

　◎米国、水面下で”停戦”はたらきかけか

・ウクライナ「領土割譲含む停戦合意せず」5/22⇒誰に言ってる？
・ホットラインで「一時停戦」ロシア側に呼びかけ…沈黙(ロ)

特集-1　「先が見えたが、まだ遠い…」ウクライナ紛争めぐる確執
　　　　 決めてなくジリジリした戦況、G7では”抜けがけ”プレイも…

1.ロシア・分離派ルガンスク州制圧、G7足並みに乱れ

　◎ウクライナ側「セベロドネツク失陥」認める(「8割失う」ガイダイ州知事6/1)

・ルガンスク州は隣接リシチャンスクのみ…ドネツク州北東が焦点へ
・ウクライナ軍、南西部ヘルソン州で反撃を発表…大きな戦斗確認できず

　◎イタリアが独自に「停戦和平提案」-米の「継戦支援」に背

・「まず停戦、それから交渉」ディマイオ外相…「ドンバス広範な自治」も

　　※「ミンスク合意」に立ち還る内容含む…ロシアやや色めく
　　※仏マクロン大統領も独自にプーチン大統領に接触、ウクライナ「不快感」

　◎米国の見通し(ヘインズ国家情報長官、上院軍事委員会5/10)

・ロシアの最大限目標＝ウクライナ東部～モルドバ国境制圧、オデッサが障害
・プーチンは長期戦覚悟、短期的に交渉で終結の道はない

　◎ロシア外債「デフォルト」…やっと国力に翳り？

・ドル建国債「支払い不履行」か-1918年以来、1世紀ぶり
・ゼレンスキー政権側も「反撃力」に限界…ポーランドとの連携に生き残りかける