【特別対談】の
村上康聡 弁護士のご紹介です
村上康聡 元検事・弁護士 <略歴>
1960年2月山形県山形市生まれ
1982年3月 中央大学法学部法律学科卒業
1983年4月 最高裁判所司法修習生(37期)
1985年4月 検事任官 東京地方検察庁
1986年3月 那覇地方検察庁
1988年3月 那覇地方検察庁沖縄支部
1989年4月 東京地方検察庁
1991年4月 長崎地方検察庁佐世保支部
1992年10月~1993年3月米国証券取引委員会(SEC)法執行局、
米国司法省(DOJ)刑事局Fraud Sectionで株価操縦事犯の調査研究
1994年3月~1997年3月 外務省総合外交政策局付検事
1997年4月 東京地方検察庁刑事部
1990年4月 千葉地方検察庁刑事部
2001年3月~2004年内閣官房内閣参事官(内閣官房副長官補付)
森内閣、小泉内閣
2004年7月 東京地方検察庁刑事部
2005年4月 東京地方検察庁総務部副部長
2005年10月 東京地方検察庁刑事部副部長
2006年4月 福岡地方検察庁刑事部長
2006年12月東京高等検察庁 同月末 検事退官
2007年3月 弁護士登録(東京弁護士会)
松田綜合法律事務所、太陽コスモ法律事務所を経て、
2020年2月に東高円寺法律事務所を開業。
2009年~2014年株式会社グローバルダイニング監査役
2014年から日本弁護士連合会国際刑事立法対策委員会副委員長。
東高円寺法律事務所の事務所情報
https://keiji-pro.com/offices/268/
<著書として>
芥川龍之介は、大正11年1月、雑誌「新潮」に短編小説『藪の中』を発表しました。
一般に、事件の真相がはっきりしないことを、この小説の題名や小説の中の犯行現場が
藪の中であることからか、「真相は藪の中」などと言われています。 この小説の中の
真相は何であったのか、犯人はいったい誰であるのか、そして、作者芥川龍之介はこの
小説を通じて読者に何を伝えたかったのか。これについては、・・・
検察側から見た本件「初動捜査」の問題点
「木原事件」【安田種雄氏 不審死事件】 ①初動捜査の問題点
<検察側から見た在るべき事件の流れ>
「2006/4/10日」未明に種雄氏の父親(第一発見者?)が遺体発見
(発見は4/10午前3時 頃、警察へ通報時刻は午前4時 前)
(死亡は前日4/9午後10時頃)死亡から父親発見まで約5時間
遺体発見者→警察に連絡
警察→必ず検察庁に連絡
検察→「代行検視」と「現場保存」の指示
一番重要なのが現場保存
検察→「司法解剖」の関係で「鑑定処分許可状」を請求
死者の死因は医師が遺体を検案して判断する
(解剖 医師の検案日4/11 検案書「不詳の死」)
<初動捜査における疑問点>
- 通常は大塚警察署に「捜査本部」が 設置され「捜査一課」が入ってくるが
「捜査本部」の設置日はいつか?
2. 「代行検視」を行い「検察庁に報告」したのか?
3. 鑑識は通報から約30分で現着するが、「鑑識が実際に現着した時間」
はいつなのか?
4. なぜ「捜査一課」がいないのか?
5. 医師の「検案書」が出る前「4/10日の夕刻」に大塚署の刑事が種雄氏の父親を
呼び出して「事件性がない」言い切れた理由は何か?
6. 「処罰感情」は無視したのか?
7. 「検証許可令状」をとった上での実況見分と検証の「実施日時」はいつか?
8. 現場で薬物が発見された場合は、より事件性があるはず なぜ「事件性無し」と
断定できたのか?
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