京都市長 門川大作氏へ奥野卓司から報告 (一社)嵐山鵜飼観光文化振興協会 設立要旨
門川大作様
(株)嵐山通船と、(公財)山階鳥類研究所および京都産業大学は、相互に協定を結び、嵐山地域の鵜飼、観光の活性化のための具体的な活動を開始しようとしています。
このもとで、このたび
一般社団法人 嵐山鵜飼観光文化振興協会
を設立します(2018年2月申請)。
・この社団法人の理事長は大西辰彦(京都産大副学長を予定、内諾・学内手続必要)、副理事長は奥野卓司、湯川直樹(嵐山通船社長)、長谷川淳一(公財 京都市観光協会専務理事)。
他に専務理事に京福電鉄役員、理事に田原義宜(天龍寺総長)などが内定しています。寄付行為は、嵐山通船および京福電鉄などが行います。
・この社団法人のもとで、嵐山観光鵜飼文化研究所を設置し、世界トップレベルの鵜飼文化の調査・研究を行います。
・2019年9月に中国、アジア各国、欧米の観光学および鳥類学研究者、日本全国の鵜飼事業者の参加を求め、「国際鵜飼文化サミット」を京都市で開催します。
・秋篠宮殿下にご臨席いただき、挨拶いただくことはすでに了解ずみです。
・この研究所は、現在、嵐山通船の現鵜屋の後を設置場所とします。また、別の場所に、新たな鵜屋を建設して、鳥インフルエンザ対策とともに嵐山の観光施設となるよう、景観に配慮した設計を大阪芸術大学 若生謙二教授(天王寺動物園等設計者)がデザイン、設計を担当します。
(公財)山階鳥類研究所長
京都市動物園・美術館学術顧問
奥野卓司
京都市長 門川大作氏へ奥野卓司から報告(1/2) 設立団体と相互の関係
門川市長へのご報告 (1/2)
2019.12.28(公財)山階鳥類研究所 奥野卓司
(1)社団法人内の主要機関(嵐山通船、山階鳥類研究および京都市(動物園・美術館)、京都産業大学との相互連携の現状について
①風山通船(のちに社団法人)は山階島類研究所と今後5年間の研究委託契約が成立
・風山通船は山階鳥類研究所の法人賛助会員になった
・社団法人が京都嵐山鶏飼観光文化研究所をおく( 鵜屋の跡地に)
・研究所内に山階鳥類研究所の京都分室を置く方向で山階鳥研内で検討中
(秋篠宮殿下は「鵜飼研究」に賛意・随時指導。鵜飼、研究所、新鵜屋訪問を希望)
②京都市動物園と山階鳥類研究所の研究連携
・京都市動物園主催の技術研究会(秋篠宮殿下御臨席)に山階鳥類研究所山崎自然誌研究室長、奥野が出席。
・山階鳥研の文科省研究成果報告会(秋篠宮殿下御臨席、奥野議長、2月5日 東大)に、京都市動物園の田中生き物研究センター長が公演片山園長も出席。
・文科省からの要請を受け、山階鳥研は京都市動物園(国立科学博物館、東大総合博物館、我孫子市鳥の 博物館とともに)との研究連携を約束
・山階鳥研は京都市動物園に京都分室設置を希望(必要時に申請の用意ができている)
③社団法人(当面は嵐山通船)と京都産業大学と間で、以下の連携協定、契約を結び、実施する。(次のいずれか、または複数)
・寄付講座・・京都・嵐山観光文化講座→口座
・委託研究・・嵐山鵜飼観光文化将来戦略研究(研究代表者 大西先生)
・PBL・・嵐山地域の鵜飼、観光に関して、学生さんが調査、企画する授業設置
・インターンシップ・・鵜飼・嵐山観光文化インターンシップ
・文化学部通信大学院(31年設置予定)・・フィールドワーク研究などの実施
④山階鳥類研究所を核に、京都産業大学鳥インフルエンザ研究所、北海道大学、岐阜大学で、鳥類インフルエンザ研究会(学会)を立ち上げるために調整中
(2018年5月予定、事務局イセたまご研究所・スポンサ-(株)伊勢食品)←イセ食品(株)
(※「森のたまご」「伊勢の卵」鶏卵業界トップのイセ食品が2022年3月11日経営破綻、会社更生法の申立て)
「イセたまご研究所」(東京鶯谷)2016年12月開設、2018年8月7日webサイトオープン 今は閉止中
第2回 イセ食品たまご研究所公開セミナー
『意外と知らないカラスの日常』
【日時】2019年6月1日(土) 12:55~16:00(開場 12:00)
【会場】有楽町朝日ホール(JR 有楽町駅徒歩 1分)
【参加費】無料 【申し込み】不要
【主催】イセ食品(株)イセたまご研究所 【協力】(公財)山階鳥類研究所
【問合せ】イセ食品 (株)イセたまご研究所
京都市長 門川大作氏へ奥野卓司から報告(2/2)許可申請等 実現に向けた色々お願い事項
門川市長へのご報告 (2/2)
(2)実現のためにお願いしたい事項
・社団法人嵐山鵜飼観光文化振興協会の申請許可
・社団法人による鵜屋、研究所の建設にともなう「景観条例の適合を、関係部局に指示
(鵜屋の土地は京都府からの社団法人への借地が内諾されている)
・鵜屋、研究所の建設工事を、2018年3月から開始の許可
(鳥の病気、鳥インフルの予防から、新鵜屋建設が緊急の課題であり、国際鵜飼サミット開催時に、鵜屋と、鵜とともに海外の動物愛護団体からも称賛される姿で京都の伝統文化を見せるため。)
・研究所のうち山階鳥研京都分室になる部分について建設費の京都市の補助(※1)
・2019年9月嵐山で開く国際鵜飼サミット
(中国、台湾、タイ、欧米など、および日本の全鵜飼事業者)
の京都市共催、市長出席挨拶をお願いする(秋篠宮殿下御臨席予定で日程調整)(※2)
・同日の京都市施設(会場)の確保(使用料は社団法人が支払う)
※1 山階鳥研は、現在全国で11箇所に、希少鳥類調査のためのステーションを運営しており、その土地は地元自治体所有、建屋は環境省所有で、そこを山階鳥研観察ステーションとして使用しています。
この規約を今回そのまま、山階鳥研京都分室に、土地が嵐山通船所有(京都市への無償、無期限供与)、建屋は京都市所有であれば、適用できます。
※2 この社団法人による研究所は、山階鳥研など国際なネットワークをもっている研究者に専任・客員で所属していただき、鵜飼文化、観光学領域において高度な学術水準を築くので、国際的に京都のプレゼンスをしめすものになります。
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